SONYが提供するアルバム管理ソフト、PlayMemories Home と PlayMemories Online の紹介と、設定方法を説明します。
容量無制限 の写真アップロードが非常に便利ですが、初期設定に難ありです。
SONY公式サイトはこちら
>> SONY PlayMemories – すべての思い出を、あなたのそばに
>> PlayMemories とは?
>> PlayMemories Home と PlayMemories Online
>> PlayMemories Home と PlayMemories Online の導入方法
>> Xperiaでの設定
PlayMemories とは?
[出典:PlayMemories|ソニー,http://www.sony.jp/camera/playmemories]
PlayMemoriesとは、SONYが提供する写真・動画管理ソフトです。
PC・スマートフォンに対応し、アルバム機能・クラウド機能・共有機能・編集機能などを備えます。
ほとんどのXperiaに標準で搭載されている 「アルバム」 アプリで使用できます。
また、FullHD画質であれば容量無制限でクラウドに保存でき、Dropboxのように簡単に扱うことができます。
私はDropboxで写真を保存していましたが、容量の都合上乗り換えを行いました。
容量無制限のGoogle Photoでもよかったのですが、公開設定などがよくわからなかったのでPlayMemoriesにした次第です。
PlayMemoriesは公開設定が単純ですので、プライバシーが気になる方でも安心して使用できるかと思います。
PlayMemories Home と PlayMemories Online
簡単に、PlayMemories Home と PlayMemories Onlineについて説明します。
PC ではPlayMemories Home と PlayMemories Onlineが使用できます。
Xperiaやスマートフォン ではPlayMemories Onlineが使用できます。
その他、PlayMemories Camera Apps と PlayMemories Mobile がありますが、ここでは主要な上記2つを紹介します。
PlayMemories Onlineでは、撮影した写真をクラウドへ保存することが行えます。
つまりクラウドサービスです。
Xperiaやカメラで撮った写真を、PlayMemories Onlineでクラウドへ無制限に保存できるわけです。
FullHD画質で自動でアップロードされ、PlayMemories Onlineを使用しているデバイスと自動的に共有されます。
共有された写真は他の端末に自動でダウンロードされるので、PCであれば「PlayMemories Home」、Xperiaであれば「アルバム」アプリで見ることができます。
面倒な共有作業や、同期作業をすることはありません。
撮影した瞬間に自動でクラウドに保存され、他の端末へ自動ダウンロードされます。
もちろん共有OFFにもできますし、アルバム単位での共有や、コレクション・お気に入りの作成などもできます。
PlayMemories Homeでは、撮影・共有した写真のアルバム・編集などが行えます。
つまりパソコン用ソフトウェアです。
PlayMemories HomeとPlayMemories Onlineは統合されているため、共有設定やお気に入り設定などの全ての設定をHomeで行えます。
写真のビューアーソフトとしても優秀ですし、編集機能もなかなかです。
PlayMemories Home と PlayMemories Online の導入手順
順を追って説明します。
まずはPlayMemories Homeをダウンロードします。
>> PlayMemories Home – SONY
ダウンロードしたインストーラーを起動。
次への先、規約に同意するとインストール先を選択できます。
インストール。
インストールが終わると初期設定を行います。
おすすめ設定では画像の参照フォルダを自動で設定します。
カスタム設定では参照フォルダを変更でき、取り込み設定の変更もできます。
ここで注意です。
Dropbox、Evernote、OneDriveなどのクラウドソフトを使用している場合、カスタム設定にすることを強く勧めます。
実は、PlayMemories Homeの参照フォルダの直下にPlayMemories Onlineフォルダが自動で作成され、膨大な量の写真が保存されます。
もしDropboxなどで「ピクチャ」フォルダを参照していて、PlayMemories Homeでも「ピクチャ」フォルダを参照するとします。
すると「ピクチャ」フォルダ直下にPlayMemories Onlineフォルダが自動で作成され、膨大な量の写真が保存されます。
Dropboxは自動で作成されたPlayMemories Onlineフォルダを認識、フォルダ内の写真をアップロードするため、Dropboxの容量は一瞬で枯渇します。
(このとき、Dropboxのフォルダ除外設定を使えば一応解決します。)
ですので、初めはPlayMemories Homeの参照フォルダはDropboxの参照フォルダと被らない場所にしましょう。
PlayMemories Homeの参照フォルダは後で変更可能ですので、最初だけ被らないようにするのが重要です。
なおPlayMemories Homeの参照フォルダを変更しても、自動作成されたPlayMemories Onlineフォルダは移動しません。
後からなら安心してDropboxの参照フォルダと同じフォルダを参照できます。
そして、自動作成されたPlayMemories Onlineフォルダですが、絶対に移動できません。
PlayMemories Homeの参照フォルダを移動してもPlayMemories Onlineフォルダは移動しないことは上で書きましたが、PlayMemories Homeを再インストール、再セットアップしてもPlayMemories Onlineフォルダは移動できません。
なにをやっても移動できませんでした。
とにかく“最初の一回”でPlayMemories Onlineフォルダの場所は決まります。
OSのクリーンインストールでやっとフォルダの場所を変更できたので、PlayMemories Homeの参照フォルダは慎重に決めてください。
参照フォルダを決定したら、画像の取り込み設定です。
カメラをPCへ接続したときに自動で取り込みを行います。
これ以降の設定は後から変更できるので、気軽に決めましょう。
PlayMemories Onlineのアカウント設定に移ります。
「PlayMemories Online を使う」を選択。
これを使わなきゃPlayMemories Homeを使う意味がほとんどありません。
PlayStation NetworkアカウントやSENアカウントを持っている場合、または既にPCやスマホでPlayMemories Onlineを使用している場合はサインインできます。
これらアカウントがない場合は、PlayMemories Onlineにアカウントを作成します。
案内に従って作成してもいいですし、以下のリンクからも作成できます。
アカウント作成ページはこちら。
>> PlayMemories Online – SONY
サインインしましょう。
あとは待つだけで終了です。
無事、使用できるようになりました。
素人から見るとかなり高機能で操作性も良好なため、ビューアーやクラウド機能だけでなく画像・動画編集ソフトとして使っても悪くないと感じます。
特に画像編集は無料にしては高機能です。
動画編集はビデオカット・ビデオ結合・回転・マルチビュー作成・MP4変換くらいですけどね。
Xperiaでの設定
Xperiaでの設定は一瞬で終わります。
Xperia標準のアルバムアプリを起動。
左のMenuバーで一番上のPlayMemories Onlineをタップ。
上のような画面が出るので、開始するをタップ。
アカウント情報を入力する画面が出るので、入力して終了です。
PCでの苦労はいったい何だったのか。
あとは勝手に共有してくれます。
スマホで撮った写真は自動でPCへ、PCで共有した写真は自動でスマホへ、タブレットで撮った写真もスマホとPCへ、全て自動です。
設定方法の紹介は以上です。
Xperiaを使っているなら使わない手はないと思います。
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