ゲーミングPCが欲しいけど、BTOにするか自作にするか悩むなあ・・・。
そんな悩みはありませんか?
ここでは、予算 や 遊びたいゲーム、中長期的な観点 やその他の見方から、
ゲーミングPCは自作するべき4つ理由 を紹介します。
>> 1. 遊びたいゲームから決める
>> 2. 予算から決める
>> 3. メンテナンス・サポートから決める
>> 4. 中・長期的な観点で決める
この4つを読めば、あなたに合った自作PCの選び方がわかるかと思います。
そして、BTOではなく自作を選ぶ理由がわかるはずです。
遊びたいゲームから決める
基本的にゲームによって推奨スペックは変わりますので、それによって購入するPCやグラボは変わります。
といいつつ、遊びたいゲームが固まっていない、そんな悩みはないでしょうか?
そんな方には、普通は ハイエンドのCPU、グラボをお勧めします。
たとえば…
CPU — Ryzen9 5900X [約7万円]
GPU — GeForce RTX 3070Ti [約12万円]
しかし、これらが組み込まれたBTOのPCは非常に高く、購入者の立場的には高額すぎて選べません。
後述しますが、30万円を超えることが当然になります。
ということで、妥協してしまい ある程度のゲームが中画質程度で動く、妥協したPCを選ぶことになってしまいます。
しかしそれでは、数年後には新作ゲームは重くて動かなくなってしまう可能性があります。
そんなあなたに朗報です。
是非、自作を検討してみてください。
以下のBTOと自作でかかる費用の違いをみれば、きっとあなたは自作の魅力に気付くはず。
予算から決める
重要な項目ですので、具体的な例を出して説明します。
たとえば、ある程度スペックを要求するゲームで遊びたい場合。
自作するときとBTOで買う時の金額差を計算しましょう。
例: FF14、MHW を4K高画質でプレイしたい
① BTOで購入
ドスパラ – ガレリア UA9R-R37T
CPU Ryzen9 5900X
メモリ 16GB
GPU RTX 3070Ti
HDD 2TB
SSD 1TB
M/B X570チップ
光学ドライブ 無し
その他 モニタなし、オフィスなし、マウスなし、キーボードなし、電源850W
計 税込310,000円~
② 自作
※価格は2021年6月時点
CPU Ryzen9 5900X
メモリ 16GB
GPU RTX 3070Ti
HDD 2TB
SSD 1TB
M/B X570チップ
光学ドライブ 無し (ここまですべて同条件)
その他 モニタなし、オフィスなし、マウスなし、キーボードなし、電源850W、PCケースは売上1位のATXケース
計 税込247,000円
パーツ選定の際は、価格.comで売上1位の商品を選定しているため、極端に価格が低いものではありません。
また、ドスパラはRTX 3070Ti搭載で最も売れているPCで計算しました。
このように、価格から言えば6万円から7万円もの差がつくため、大きく自作にアドバンテージがあるといえます。
メンテナンス、サポート
自作はパーツが壊れるかも・・・。
BTOショップはサポートがあるから、自作より安全!
と思ってませんか?
確かに、自作でパーツが壊れることは極稀にあります。
ですが、数多くの自作の仕方を紹介しているサイトがあり、
よほど変なことをしなければ壊れません。
そもそもパーツ同士を組み立てるコネクタは形が決まっており、間違った場所には入りません。
壊れる原因と言えば、せいぜいスペーサーの入れ忘れで僅かなショートが発生するか、極稀に静電気で壊れるかの2択でしょう。
これらは少し気を付けるだけで簡単に回避することができます。
また、BTOショップの保証はドスパラやパソコン工房が1年間のみ、それ以降は有料です。
購入から数年経って、M/BやCPUを交換したくなったとき・・・
自作の知識も、何もない状態でパーツを交換できますか?
また、基本的に保証を受けるには郵送が必要です。
段ボールに包んで配達所へ行って・・・正直面倒です。
最悪自分でPCをショップへ運ぶ必要があります。
そういった手間を考えると、多くの人が自力で解決しようとします。
そしてそういったトラブルは大抵、ネットに同様の事例があります。
ネットの事例と自身の経験があれば、トラブルはいともたやすく解決できます。
自分に起きたトラブルは他にも事例があるものです。
手間を考えて、本当に保証が必要かどうか、考えてみてください。
中長期的な観点から決める
個人的には、これが最も自作を勧める理由です。
5年程度経つと、PCが古くなったときに買い替える必要があります。
ちょうど今、このブログを見ているあなたがその時なのかもしれません。
新しいPCへデータの移動、面倒ではないですか?
自作した経験があれば、SSDやM/B、ケースやドライブなどを新PCへ交換することは非常に容易くなります。
また少々のパーツの組換え程度で済むので、PCを新規に購入するのではなく必要な部品を買うだけで済みます。
次のPCは、非常に安く済む。
以下は、Windows 11へのアップグレードに際し自作PCの更新を検討した記事です。
ご覧いただければ、かなり割安に済むことがわかります。
そして、めんどうなデータ移行をしなくて済む。
中長期的に見ると自作には多くの利点があります。
自作すべき理由、いかがでしたでしょうか?
ただし、もちろんショップのBTOにも利点はあります。
まず自作する手間が省けます。
そして購入から1年間は保証があるため、郵送の手間さえ惜しまなければ何も考えずに済みます。
また、BTOショップ各社では 公式ゲーミングPC というものを販売しています。
これは遊びたいゲームの動作をある程度保証していますので、不安な方は検討してみてください。
以下の記事で、各BTOショップのPCを比較しています。
さて、先ほど自作には手間がかかるといいましたが・・・。
私は自作を面倒だと思ったことはありません。
これまでに2台組み上げた経験があり、趣味と言っても過言ではありません。
自作が手間だと考えている方、これは単なる私の考えですが、
自作は結構楽しいですよ?
是非自作の魅力を感じてくださいね。
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