2024年

新機種が発売され次第、随時更新予定です。
Xperia 5 V micro

スペック
OS | 不明 |
SoC (CPU) | 不明 |
メモリ | 不明 |
ディスプレイ | 推定2.5 インチ 画素数不明 |
ストレージ | 不明 |
サイズ | 推定60 × 27 mm |
重量 | 不明 |
「Small package. Big impact.」
2024年4月1日、何の前触れもなく突如公式XからXperia 5 Vの後継機種 Xperia 5 V micro が発表されました。
コンパクトモデルの潜在需要が高い日本での限定モデルではなく、非常に珍しいグローバル向けモデルです。
特徴は何といってもサイズ。
コンパクト…もとい、極小といえるサイズです。
Xperia 5 V micro – Xperia 5 V サイズ比較

上の画像でもわかる通り、先代のXperia 5 Vからは大幅にサイズダウン。
面積比で約1/6になりました。
2011年にドコモから発売された極小モデル Xperia ray と比較しても、1/2の大きさしかありません。
デザインはXperia 5 Vを踏襲、というか完全に一致。よく見るとカメラにはZEISS T*ロゴも確認できます。
違いといえばキャリアロゴの有無程度。

国内販売台数が低迷していく中で尖りまくったスペックを採用する当機種は国内外問わず話題となり、欧州の主要ニュースサイトPhone Arenaでは特集としてNothingとの比較を行うことになりました。
なんと同日、Nothingから極小モデルのNothing Phone (2a) microが発表されていたためです。

これがソニーの徹底的なマーケット調査による成果なのか、はては偶然の産物なのかはわかりませんが、結果的に話題になったのは狙い通りのはず。
X上では発売を待ち望む人々の声が数多く寄せられましたが、発表時点で発売日は未定です。
ちなみにXperia 5 V microが発表された2024年4月1日はエイプリルフールでした。
発表 | 2024年4月1日 |
発売価格 | 非公開 |
Antutuベンチスコア(v10) | 非公開 |
公式サイト | Xperia 5 V micro – Sony Mobile |
Xperia 1 VI

スペック
OS | Android 14 |
SoC (CPU) | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 3.3 GHz / 3.2 GHz / 3.0 GHz / 2.3 GHz Octa-Core 64bit (SM8650-AB) |
メモリ | 12 / 16 GB |
ディスプレイ | 6.5 インチ 2340 x 1080 ピクセル |
ストレージ | 256 / 512 GB |
サイズ | 162 × 74 × 8.2 mm |
重量 | 192 g |
「ソニーの技術と、未体験の感動へ」
2024年6月に発売されたフラッグシップモデル、Xperia 1 VI。
ご存じのとおり、これまでのXperia 1シリーズのアイデンティティーを全て捨ててリリースされた本機種は、
- ディスプレイ画素数が4KからFull HD+に
- アスペクト比が21:9から19.5:9に
- 本体サイズが縦長から幅広に(縦-3mm、幅+3mm、厚さ-0.1mm)
- クリエイター向けだったVideo ProやPhoto Proが標準のCameraアプリに機能集約
- カメラの望遠側焦点距離が85-125mmから85-170mmに
などなど、シリーズ伝統だった要素を大きく変更した意欲作。明らかに従来のXperiaとは毛色が違います。

シリーズの伝統要素が変更されたと聞くと、Xperia 1シリーズの「好きを極めた人に寄り添うモデル」から方針転換したと思ってしまいますが、商品企画と担当されている八木さん曰く、

「Xperia 1 VIは、想像を超えたエクスペリエンスをさらに極めています。」
というように、あくまで方針転換はしていないとのこと。
先代のXperia 1 Vと比較するとどうしても大衆向けに見えるんですが、それでも随所に尖ったスペックが見受けられます。
その最たるものはカメラ。

望遠側のレンズはXperia 1シリーズお馴染みの可変式光学ズームレンズですが、最大焦点距離が125mmから170mmに大幅アップ。これにより、望遠側の撮影能力が大幅に向上しています。
加えて、代償になりがちなオートフォーカスの追従性能と低照度性能も改良されています。

その他、BRAVIAとの画質連携、音質性能の向上、可変リフレッシュレートの採用、バッテリーのスタミナ性能向上など、先代のXperia 1 VIから数多くの点が順当進化しているんです。

それでも、ディスプレイ画素数の低下とアスペクト比の変更は気になるところ。
これについては、開発者インタビューで理由が説明されています。
理由をざっくりまとめると、
- SNSコンテンツの横幅を意識
- 動画配信サービスでの16:9映像視聴
- カメラのライブビュー視認性
などなど、ユーザービリティへの配慮が伺える。だから、Xperia 1 VIを表すなら
「従来よりも少しだけ一般ユーザーに寄り添ったXperia 1シリーズ」
というのが合っているんじゃないかな。

シェアが低下しすっかりマイナー機種になったXperia。
それでも初週販売ランキング1位を獲得していることを考慮すると、一部の「好きを極めたい人々」にブッ刺さっているのは確かかと。
ちなみに本機種には、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」とのコラボレーションモデルが存在します。

SONY自体が”ぼちろ”とコラボしたがりなのか、なんと4回目のコラボモデルになります。
ちなみに第1弾~第3弾は以下の通り。
第3弾のコラボヘッドホンでは専用のギミックが設けられるなど、凝った作りが特徴。
しかし残念ながら、第4弾のコラボXperiaでは、一般モデルとの仕様差異は専用外装と専用壁紙のみ。専用アプリやメニューなど、もう少し凝った作りを期待したかったところです。
筆者がそう思ってしまうのは、昔のXperiaにかなり凝ったコラボモデルがあったから。
例えば、その最たる例としてXperia史上最も凝ったコラボモデルを挙げましょう。
2013年発売の「Xperia feat. HATSUNE MIKU SO-04E」をご存じでしょうか?
専用外装はもちろんのこと、ホーム画面や専用の限定ウィジェット、アラームアプリ、ボイスなどが収録されています。

今では考えられないくらいの力の入れ様。もはや利益を取っていないレベルではないでしょうか。
せっかくコラボするのなら、ぜひこれくらい気合を入れて欲しいものですね。
発売日 | 2024年6月 |
発売価格 | 約189,000円 |
Antutuベンチスコア(v10) | 1,550,000 |
公式サイト | Xperia 1 VI – Sony Mobile |
▲TOP Xperiaの歴史 – TOP 発売年表 Antutuスコア比較 画面サイズ比較
Xperia 10 VI

スペック
OS | Android 14 |
SoC (CPU) | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 2.2 GHz / 1.8 GHz Octa-Core 64bit (SM6450) |
メモリ | 6 GB |
ディスプレイ | 6.1 インチ 2520 x 1080 ピクセル |
ストレージ | 128 GB |
サイズ | 155 × 68 × 8.3 mm |
重量 | 164 g |
「長い1日に、安心感と楽しみを」
兄貴分のXperia 1 VIと同時期に発表されたXperia 10 VI。
こちらは先代のXperia 10 Vと同様、アスペクト比21:9のディスプレイを採用し、順当な進化を遂げています。
機種 | Xperia 10 VI | Xperia 10 V |
OS | Android 14 | Android 13 |
SoC (CPU) | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 2.2 GHz / 1.8 GHz Octa-Core 64bit (SM6450) | Qualcomm Snapdragon 695 2.2 GHz / 1.7 GHz Octa-Core 64bit (SM6375) |
5G通信 | 対応 | |
メモリ | 6 GB | |
ディスプレイ | 6.1 インチ 2520 x 1080 ピクセル | |
ストレージ | 128 GB | |
サイズ | 155 × 68 × 8.3 mm | |
バッテリー容量 | 5000 mAh | |
重量 | 164 g | 159 g |
価格 | 約69,000円 | 約67,000円 |
スペックだけを見れば、説明はすごくシンプル。
「SoCが進化して、値段が少し高くなった。」

と思いきや、見過ごせない変更点が1つだけ。
外観からすぐにわかることですが、

カメラが2眼レンズに減少しました。
先代のXperia 10 Vは3眼レンズだったので、スペックダウン…と思いきや、画素数的にはそうではありません。
Xperia 10 VI | Xperia 10 V | |
超広角 | 焦点距離16mm 800万画素/f2.2 | 焦点距離16mm 800万画素/f2.2 |
広角 | 焦点距離26mm 1200万画素/f1.8 | 焦点距離26mm 1200万画素/f1.8 |
望遠 | 焦点距離52mm 1200万画素/f1.8(広角レンズと共用) | 焦点距離54mm 800万画素/f2.2 |
ご覧のように、望遠側は広角レンズと共用しながらも画素数でカバーしている。
一言でいえば、
「レンズの数は減ったけど、スペックはほとんど変わってない。」
といったところかと。
細かく言えば、有効画素数が増加し、絞りが小さく、短焦点化しました。
が、実用上は変化を感じないレベルでしょう。

その他のスペックはほとんど変わらず。
そういえば、Xperia 10シリーズといえばモデルチェンジするたびに軽量化していくのが恒例でしたが、Xperia 10 VIではまさかの重量増加。

1世代前から5g増加し、その結果2世代前のXperia 10 IVよりも重くなってしまいました。
ただし、その差は上のグラフの通り僅か。
ここまで気にするのは管理人くらいでしょう。あくまで、使いやすさを重視したXperiaシリーズです。
発売日 | 2024年7月 |
発売価格 | 約69,000円 |
Antutuベンチスコア(v10) | 550,000 |
公式サイト | Xperia 10 VI – Sony Mobile |