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Xperiaの歴史 – 2025年

2025年

新機種が発売され次第、随時更新予定です。

Xperia 1 VII

https://www.sony.jp/xperia/products/xperia1m7/
スペック
OSAndroid 15
SoC (CPU)Qualcomm Snapdragon 8 Elite 4.3 GHz / 3.5 GHz Octa-Core 64bit (SM8750-AB)
メモリ12 / 16 GB
ディスプレイ6.5 インチ 2340 x 1080 ピクセル
ストレージ256 / 512 GB
サイズ162 × 74 × 8.2 mm
重量197 g

「そのリアルが、感情を直撃する。」

2025年6月に登場したフラッグシップモデル。従来の命名規則に倣い、モデル名はXperia 1 VIIになりました。予定調和。

スペックは前モデルであるXperia 1 VIと同じ路線で、

  • ディスプレイ画素数はFull HD+のまま
  • アスペクト比も一般的な19.5:9のまま
  • Video ProやPhoto Proも相変わらず非搭載
  • イヤホンジャックやカメラボタンは継続して搭載
  • CPUやカメラは順当にスペックアップ

といった感じ。Xperia 1 VIと同様、これまでのXperia 1シリーズの伝統を全て捨てたと言えます。

Apple元CEOで最高デザイン責任者を務めたジョナサン・アイブが遺した言葉に、

It’s very easy to be different, but very difficult to be better.(単に違っていることは容易だが、より良くあることは極めて難しい。)

というものがあります。
Xperia 1 VIIのスペックを紐解いていくと、この「極めて難しい道」に突き進んでいる感が伺えます。

新たに追加された照度センサー

最も分かりやすいのは照度センサーの追加。

これまでは前面にしかなかった照度センサーですが、新たに背面にも追加されました。上の画像の部分です。

Xperiaユーザーに限らず、スマホユーザーあるあるだと思いますが、直射日光でディスプレイが何も見えないことがあります。特に横持ち時や撮影時、前面照度センサーを手で覆ってしまうとマジで何も見えないんですよね。

Xperia 1 VIIではこれが解決されて視認性が向上しました。
ちなみに同時期に発売されたiPhone 17シリーズでは前面にしか照度センサーが搭載されておらず、地味に差別化ポイントだったり。

次にわかりやすいのはカメラ周りの進化です。

シャッターボタンが大型化

まずはシャッターボタンから。
先代のXperia 1 VIにてシャッターボタンが大型化されましたが、1 VIIにてさらに大型化されました。

スマホケースに入れていると中々押しにくいXperiaのシャッターボタンですが、これが多少改善しました。ただ、押しやすさはどうしてもケースに依存するので効果は限定的ですが…
一応純正ケースだとシャッターボタンが露出しているので、社外のTPUケース等と比べると恩恵を受けやすいです。

スペック面では超広角レンズも進化しました。

先代Xperia 1 VIでは望遠レンズの焦点距離が拡大しましたが、1 VIIでは超広角レンズのイメージセンサーが約2.1倍に大型化。1/2.5型から1/1.56型になりました。

超広角レンズのイメージセンサーが大型化

これによって、より明るく高精細な撮影ができるように。
その他、ウルトラHDR撮影やAIカメラワーク、オートフレーミング機能等が追加されました。詳細は以下の動画にて。

それから一番の推しポイントは、OS・セキュリティアップデートのサポート期間延長です。

古参Xperiaユーザーなら、

「OSアップデートのサポート期間が最も長いのは、Nexusを除けばXperiaが一番だ!」

なんて叫んでいた時期がありましたが、それはもはや15年以上も昔。Xperia NX / Acro HD時代の話です。
2010年代中盤以降は徐々に陰を差し始め、近年では、

「XperiaはOSアップデートのサポート期間が短すぎる。」

なんて言われる始末でした。
これに対応すべく、先代のXperia 1 VIでは最大3回のOSアップデートと4年間のセキュリティアップデートをサポート。

そしてついにXperia 1 VIIでは、最大4回のOSアップデート6年間のセキュリティアップデートに対応することになりました。やったぜ。

Xperia 1 VIIにてようやくまともなサポート期間に

それでもGoogle Pixel / Galaxyシリーズの7年間や、iPhoneの5~7年間には及ばないんですけどね。そもそもが短すぎた。

ちなみに以下のサイトで手持ちのXperiaとXperia 1 VIIの比較ができます。サポート期間のほか、バッテリー持ちやカメラ、ディスプレイ、オーディオ等の比較が視覚的に分かりやすくまとめられています。興味があれば確認してみると面白いです。

最後に心臓部にあたるCPU(SoC)のお話を。

SoCには当時最新のSnapdragon 8 Eliteを採用しました。数字だけ見ると、電力効率が先代比で約44%、CPU性能(マルチスレッド)が約58%アップしています。

https://www.qualcomm.com/smartphones/products/8-series/snapdragon-8-elite-mobile-platform

58%って何だよ、盛りすぎだろ。

とツッコミを入れたくなりますが、これがQualcommの本気なんでしょう。連続動画再生時間が18時間から37時間に格段に向上したのは、SoCの燃費が良くなった恩恵ですね。

ただ、このパワーの代償として価格がついに20万円台に…Softbank版に至っては24万8千円もします。
もはや安い中古車が買えてしまうのが怖い。

goo-netで実際に売っている中古車

最後にまとめると、Xperia 1 VIIはシリーズの再構築がようやく形になりつつある機種です。
これからさらにブラッシュアップしていく中で、ソニーがどこへ向かおうとしているのかが見えます。

そして何より―――価格だけは未来に行きすぎている。

発表2025年6月5日
発売価格 約205,000円
Antutuベンチスコア(v11)2,990,000
公式サイトXperia 1 VII – Sony Mobile

Xperia 10 VII

https://www.sony.jp/xperia/products/xperia10m7/
スペック
OSAndroid 15
SoC (CPU)Qualcomm Snapdragon 6 Gen 3 2.4 GHz / 1.8 GHz Octa-Core 64bit (SM6475-AB)
メモリ8 GB
ディスプレイ6.1 インチ 2340 x 1080 ピクセル
ストレージ128 GB
サイズ153 × 72 × 8.3 mm
重量168 g

「これが、新しいスタンダード。」

Xperia 10シリーズの系譜を継ぐ、Xperia 10 VII。

アイデンティティであったアスペクト比21:9の縦長ディスプレイを捨て、兄貴分のXperia 1 VIIと同様19.5:9のディスプレイを採用しました。

まずは先代Xperia 10 VIとのスペック比較から。

機種Xperia 10 VIIXperia 10 VI
OSAndroid 15Android 14
SoC (CPU)Qualcomm Snapdragon 6 Gen 3 2.4 GHz / 1.8 GHz Octa-Core 64bit (SM6475-AB)Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 2.2 GHz / 1.8 GHz Octa-Core 64bit (SM6450)
メモリ8 GB6 GB
ディスプレイ6.1 インチ 2340 x 1080 ピクセル 120Hz6.1 インチ 2520 x 1080 ピクセル 60Hz
ストレージ128 GB
サイズ153 × 72 × 8.3 mm155 × 68 × 8.3 mm
バッテリー容量5000 mAh
重量168 g164 g
価格約75,000円約69,000円

ご覧のように順当に進化しています。
ただし、競合機種であるAQUOS sense10と比べるとSoCは1ランク低く、ストレージも半分しかありません…

機種Xperia 10 VIIAQUOS sense10(RAM8GBモデル)
発売時期2025年10月2025年11月
OSAndroid 15Android 16
SoC(CPU)Qualcomm Snapdragon 6 Gen 3Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3
メモリ8 GB8 GB
ディスプレイ6.1 インチ 2340 x 1080 ピクセル 120Hz6.1 インチ 2340 x 1080 ピクセル 120Hz
ガラスCorning Gorilla Glass Victus 2
ストレージ128 GB256 GB
カメラ(超広角)16mm 1300万画素 1/3型センサ13mm 5030万画素 1/2.5型センサ
カメラ(標準)24mm 5000万画素 1/1.56型センサ 23mm 5030万画素 1/1.55型センサ
サイズ153 × 72 × 8.3 mm149 × 73 × 8.9 mm
バッテリー容量5000 mAh5000 mAh
重量168 g166 g
Antutuベンチスコア(v11)830,0001040,000
価格約75,000円約69,000円

ハードウェア上の差別化ポイントはGorilla Glassを採用していること、シャッターボタンを搭載していること、あとはせいぜいイヤホンジャックがあるくらい。
その他のスペックはAQUOS sense10に対して何一つ勝る点がありません。一方で価格はXperia 10 VIIの方が約6,000円高いです。

そんな存在意義に疑問を感じてしまうXperia 10 VIIですが、兄貴分であるXperia 1 VIIと同様、最大4回のOSアップデート6年間のセキュリティアップデートに対応することになりました。やったぜ。

これもAQUOS sense10に勝っている数少ない点ですね。

競合機種であるAQUOS sense10は最大3回のOSアップデートと5年間のセキュリティアップデートに対応

これ以上競合機種との比較をしても負け戦になりそうなので、そろそろXperia 10 VIIの特徴を紹介します。

まずは何といってもその外観。

従来は縦方向に配置されていたカメラが横方向に配置された

Google Pixelシリーズのように横方向にカメラを配置し、立体的なSONYロゴが彫られています。

勝手な想像ですが、おそらく純正ケースを取り付けて背面にステッカーを挟む使い方を見込んでいるんじゃないかな。
公式サイトにも紹介されているけれど、背面を広く使えるメリットがあります。

公式サイトでも純正ケースにステッカーを挟んでいます

カラーケースもステッカー挟み部分はクリアになっているので間違いないかと。

このデザインが評価されたのか、Xperia 10 VIIは予想以上に売れているようです。従来の5シリーズユーザーが乗り換え先として仕方なく購入しているだけでなく、ポジティブに選んで購入している層が全体の5割以上だと報じられています。

しかし、今回のXperia 10 VIIに関しては、「この機種に興味を持ったから」という能動的な理由で購入された方が5割以上に急増しました。これまでの3割から5割へと明確に比率が上がっています。もちろん、従来の5シリーズユーザーの方もいらっしゃいますが、「5シリーズがないから仕方なく」ではなく、「この新機種なら自分にフィットするかもしれない」と、ポジティブに選んでいただけているのが現状です。

https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2512/01/news031.html

売上ランキングではまだまだAQUOSの後塵を拝しているXperiaですが、ファンとしてはこれをきっかけに再浮上することを願っています。
そのためには、目に見えるスペックやコスパを改善していくしかないでしょう。

発売日2025年10月
発売価格 約75,000円
Antutuベンチスコア(v11)830,000
公式サイトXperia 10 VII – Sony Mobile

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