Windows10には標準のバックアップ機能が備わっていますが、OSが破損してPCが起動できなくなった場合、大事なバックアップファイルにアクセスできなくなってしまいます。
ブルースクリーンが表示された日には、もはや取り返しがつかない状況に…
そんな万が一に備え、Windows10の修復メディアを作成しておきましょう。
Microsoftの公式サイトで配布されているツールで今すぐ簡単に作成できます。
ツールのダウンロード
まずはMicrosoft公式サイトでツールをダウンロードしましょう。
ソフトを実行するとライセンス同意画面が表示されます。
「同意する」を選択し次へ。
「実行する操作を選んでください」と表示されたら、
「別のPCのインストールメディアを作成する…」を選択し、次へ進みましょう。
言語やEdition、アーキテクチャの選択画面が表示されます。
自分のPCで使用する場合は、「このPCにおすすめのオプションを使う」にチェックを入れたまま、次へ進みましょう。
他のPCで使用する場合は、使用するPCに合わせて変更する必要があります。
「設定」→「システム」→「バージョン情報」から、適切な選択肢を選びましょう。
「使用するメディアを選んでください」と表示されたら「ISOファイル」を選択し、次へ進みます。
ファイルの保存場所を選択します。
特にこだわりが無ければ、ドキュメント直下に保存されるためそのまま「保存」を選択しましょう。
自動でダウンロードが開始するため、そのまま待ちます。
ダウンロード時間は回線状況によりますが、およそ5分~10分程度掛かります。
この間に、データを書き込む空のDVDを用意してディスクドライブへ挿入しておきましょう。
DVDは片面2層 DVD-R DL 8.5GB以上のメディアを用意しましょう。
後述しますが、片面1層のメディアでは容量不足により書き込みエラーが発生します。
特にこだわりが無ければ、単価の安い以下のDVDがおすすめです。
管理人はこれで問題なく作成できました。
ダウンロードが完了すると、自動でメディア作成の準備が開始されます。
準備が完了すると、「ISOファイルをDVDにコピーしてください」と表示されます。
DVDへの書き込みを開始するには、「DVD書き込み用ドライブを開く」を選択しましょう。
Windows10には標準でDVD書き込み機能が搭載されており、簡単に書き込みできます。
下の画面が表示されたら、書き込み用ドライブが正しく選択されていることを確認の上「書き込み」を選択しましょう。
なお、DVDの容量が小さいとエラーが発生して書き込みできません。
以下はDVDの容量が小さかったため書き込みできなかった実例です。
片面1層 DVD-R 4.7GBでは書き込みできないため注意しましょう。
管理人が実際に購入した以下のDVDでは、容量不足により書き込みできませんでした。
正常に書き込みが完了すると、以下の画面が表示されます。
書き込み後のDVDは大切に保管しておきましょう。
万が一OSが破損しPCが起動できなくなった場合は、上記で作成したDVDを挿入した状態でPCを起動することにより、OSの修復が可能です。
PCの製造メーカーによってはBIOS設定が必要な場合がありますが、ほとんど問題なく修復できるでしょう。
BIOS設定については、本ページでは説明を割愛します。
ツールのダウンロードは以下から可能です。
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