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Withings Activite Steel レビュー|他スマートウォッチとの違いは?

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数あるスマートウォッチのなかでも特徴的な存在であるWithingsのスマートウォッチ。今回、そのWithingsの新しいモデルである「 Withings Activite Steel 」を購入しましたので、レビューや比較などを行います。

Withings Activit? Steelの公式ページはコチラ。
>> Withings Activite Steel – Withings

Withings Activite Steel レビュー

開封

開封前の外観から。Withings Activite Steel (Black)は下のような黒色の箱に入っています。

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箱自体はなかなか立派な作りで上質な質感。Withings Activite Steelは箱内部のプラスチックケースの中に収納されています。

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同梱物は非常に少ないです。箱やリセットピンなどを除けば、時計に同梱されているのはスタートアップガイドのみという少なさ。

外観

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一見すると普通の腕時計に見えるのがWithings Activite Steelの特徴。ボタンやライト類は一切なく、スマートウォッチらしさは控えめ。腕時計らしい高級感が漂います。
外装はステンレスの鏡面仕上げ。指針も鏡面仕上げになっているため、高級感がより一層際立っています。

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アナログ文字盤は2つ存在。大きな文字盤は時間を示し、中央右下の小さな文字盤は活動量を示します。活動量の役割は主に歩数計で、今日一日どれだけ歩いたか知ることができます。もちろんジョギングにも利用でき、水泳などでも活動量を測定できます。
タッチパネルが無いため、アプリの通知などを確認することはできません。

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裏面も鏡面仕上げになっています。時計自体の厚みも少なく、普通の腕時計と全くと言っていいほど差がありません。
ちなみにバンドはシリコン製。フラットな質感で付け心地がとても良く、チープな感じはありません。もしバンドが気に入らない場合でも、市販の腕時計用のバンドと簡単に交換することができます。

装着

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見苦しい腕ですが…
付け心地は良好です。重くもなく(むしろ軽い)、つけていて気になることはまずありません。ここでも普通の腕時計と差は無いように思えます。
ただし、気になるのは文字盤の見づらさ。写真でもわかりますが、パッと見て何時なのかが少し判りづらく、夜だとすぐに時間を判断することは難しいです。昼間や明かりがある環境では問題ありませんけどね。

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裏面は少しチープ。普段はあまり見えないため気になることはありませんが、気になる方はバンドを交換することで対処できます。

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同価格帯の腕時計(SEIKO製)と比べてみました。SEIKO製の腕時計と比べるとWithings Activite Steelはカジュアルな印象を受けます。このままではフォーマルな場で装着するのは難しいですが、バンドを交換することで対応できるかと思います。

連携アプリ

Withings Activite Steelを利用するには、スマートフォンアプリ「 Health Mate 」を使用します。当然ながらAndroid/iOS両対応です。

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BluetoothでWithings Activite Steelとスマホで通信します。スマートフォン側でアプリを立ち上げると自動で同期を開始するため、無駄な手間が無く、非常に手軽に利用することができます。

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このアプリで管理できるのは、歩数のほかに活動量の目標達成度、睡眠の質の測定、アラーム、消費カロリー、体重、心拍数、血圧、食事など多岐にわたります(当日・当月・累計など)。
なお、Withings Activite Steel単体で利用できるのは、時刻表示のほかに「活動量(歩数・水泳)の表示・計測」、「睡眠の質の測定」、「バイブレーションを用いたアラーム」です。時計単体としての機能だけ見れば少なく感じますが、基本的にアプリと連携することを前提としているため、結果的に多くの機能を利用することができます。

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上の写真は実際に使用した後のものです。あらかじめアプリで目標活動量を10,000歩に設定しています。上の写真だと活動量が60%を示しているため、実際にはおよそ6,000歩ほど歩いたor走ったということがわかります。10,000歩を超えると活動量を示す針は2週目に突入するため、歩数がわからなくなるといったことはありません。
これをスマホのアプリで同期することで、一日の歩数や歩いた距離、消費カロリーなどを見ることができます。こういった情報はアプリに蓄積され、グラフとして経過を見ることもできます。

なお、Withings Activite Steelの大まかな仕様はコチラ。

表示機能 現在時刻(時,分), 活動量(0 ~ 100 %)
寸法 時計部径 : 36.3 mm 厚さ : 11.5 mm
重量 36 g
時計部材質 ステンレススチールケース&ミネラルガラス
バンド材質 シリコン
電池寿命 8か月連続使用可能
防水性能 5 気圧(水深50 m)
通知機能 バイブレーション

他スマートウォッチとの比較

他のスマートウォッチとの比較を行います。
比較対象として挙げるのは、代表的なスマートウォッチである「Apple Watch」、丸型ディスプレイで人気のある「Moto 360 (2nd Gen)」、ソニーの「SmartWatch3」です。

Withings Activite Steelactivitesteelb Apple Watch (42mm)applewatchs Moto 360 46mm (2nd)moto3602ndgens SmartWatch3smartwatch3s
ウォッチフェイス アナログ文字盤 1.6 inch 312 x 390 pixel Retinaディスプレイ 1.56 inch 360 x 325 pixel 液晶ディスプレイ 約1.6 inch 320 x 320 pixel 液晶ディスプレイ
サイズ 36.3 (径) x 11.5 mm 42.0 x 35.9 x 10.5 mm 46.0 (径) x 11.4 mm 36.0 x 51.0 x 10.0 mm
フェイスの材質 ミネラルガラス(通常のガラス) サファイアクリスタルガラス Gorilla Glass 3 Gorilla Glass 3
ウォッチケース ステンレススチールケース ステンレススチールケース ステンレススチールケース シリコン / メタル
バンド シリコン フルオロエラストマー(フッ素ゴム) / ナイロン / レザー 他 レザー / スチール シリコン / メタル
ボタン類 無し Digital Crown, サイドボタン サイドボタン 電源キー
センサー 加速度センサー 心拍センサー, 加速度センサー, ジャイロスコープ, 環境光センサー, マイク 歩数計, アンビエントモード・センサー, バイブレーション/ハプティクスエンジン, デュアルマイク 加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、GPS、光センサー
防水防塵 5 気圧(50 m)防水 IPX7(防浸形) IP67 IPX8(水中形), IP6X(耐塵形)
通信機能 Bluetooth Wi-Fi, Bluetooth Wi-Fi, Bluetooth Bluetooth
電池寿命 最大8か月 最大18時間 最大2日間 通常使用時2日間
価格 22,800 83,800 44,500 25,000

比較するとWithings Activite Steelの特異さがよくわかりますね。見た目、機能、価格、電池寿命その他において他のスマートウォッチとは一線を画すものとなっています。特に注目したいのが見た目と電池寿命。Withings Activite Steelはパッと見は普通の腕時計で、電池寿命が最大8か月なため、面倒な充電作業は必要ありません。つまり、普通の腕時計として十分に普段使いが可能であるということです。
初めてスマートウォッチを買った場合、充電が面倒になって結局使わなくなるといった心配が多くあります。しかしWithings Activite Steelは、見た目は普通の腕時計、しかも8か月もの間電池残量を気にする必要が無いため、充電が面倒になるといったリスクはありません。

見た目も普通の腕時計なため、Withings Activite Steelは、”いかにもスマートウォッチっぽい見た目”が嫌いな人や、”毎日の充電が面倒”な人に特にオススメしたいスマートウォッチです。

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