Oculus RiftやHTC VIVEなどのVR機器で遊ぶには、ハイエンドなゲーミングPCが欠かせません。いざ購入しようと思うとパーツを自分で自由にカスタマイズできる自作PCか、ある程度の範囲でカスタマイズされ組み立てられた状態のBTOか悩む方も多いのではないでしょうか。そこで今回はVR対応ゲーミングPCを自作した場合とBTOで購入した場合の比較と、オススメのBTOをご紹介します。
>> 1 自作PCとBTOのメリット・デメリット
>> 2 VRで快適に遊ぶための必要スペック
>> 3 自作PCとBTOの価格差は?
>> 4 オススメのBTOをご紹介
自作PCとBTOのメリット・デメリット
VR対応ゲーミングPCは高スペックで非常に高価です。失敗しないためにも、自作PCとBTOのメリット・デメリットはしっかり把握しておきましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
自作PC |
|
|
BTO |
|
|
このようなメリット・デメリットを把握したうえで、自作するかBTOで購入するか決定します。基本的にBTOを推奨しますが、自作に魅力を感じたりBTOのスペックに満足できない場合は自作してみましょう。特にVRは高スペックが要求されるため、あらかじめ必要なスペックを確認しておくことが重要になります。
VRで快適に遊ぶための必要スペック
VRデバイスの代表格、Oculus RiftとHTC VIVEの必要(推奨)スペックを確認しましょう。このスペックをクリアしない限り自作・BTOで購入する意味はありません。
Oculus Quest 2 | HTC VIVE | |
---|---|---|
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 480 | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 480 |
CPU | Intel Core i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X | Intel Core i5-4590 / AMD FX 8350 |
メモリ | 8 GB | 4 GB |
ビデオ出力 | HDMI 1.3 | HDMI 1.4 |
USBポート | USB 3.0 x3、USB 2.0 x1 | USB 2.0 x1 |
参考 | Oculus Rift – Oculus | HTC VIVE 日本 – HTC |
両デバイスの推奨スペックに大きな違いはなく、多少要求スペックが高いOculus Riftを基準にPCを選定すればほぼ問題ありません。ただし今後のVRデバイスの発展を考えると、GPUのグレードはGeForce GTX 1070ないし1080程度を選択したいところです。
自作PCとBTOの価格差は?
必要スペックについてわかったところで、自作PCとBTOで購入した場合の価格を比較します。
上記の要求スペックをクリアし、ドスパラから発売されているVR対応ゲーミングPC
GALLERIA XV
このPCをBTOで購入した価格と、自作したときの価格差はいくらでしょうか。
比較項目 | GALLERIA XV | パーツ価格(2018年度) |
---|---|---|
OS | Windows 10 Home 64bit | ¥ 16,500~ (Amazon) |
CPU | Intel Core i7-8700K | ¥ 53,750~ (Amazon / Joshin) |
GPU | NVIDIA GeForce GTX1070Ti 8GB | \ 46,980~ (ドスパラ) |
メモリ | 8GB DDR4 SDRAM | \ 7,760~ (ドスパラ) |
SSD | 500 GB | \ 9,240~ (ドスパラ) |
HDD | 2 TB | \ 5,400~ (ドスパラ) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | ¥ 1,750~ (Amazon) |
M/B | Intel H370 | ¥ 10,550~ (Amazon) |
リーダー | SDカードリーダー | ¥ 1,499~ (Amazon) |
電源 | 500 W (80PLUS BRONZE) | \ 4,480~ (ドスパラ) |
キーボード | GALLERIA Gaming Keyboard | ¥ 6,030~ (Amazon) |
マウス | レーザーマウス | ¥ 1,800~ (Amazon) |
ケース | オリジナル ガレリア専用 KTケース | ¥ 4,300~ (Amazon) |
セキュリティソフト | マカフィー リブセーフ 1年版 | ¥ 2,968~ (Amazon) |
合計金額 | ¥ 183,578 | ¥ 173,007 |
BTOで購入した場合自作と比べて10,000円程割高になります。なおドスパラで購入した場合1年間持ち込み保証が付くため、コスパ的視点ではBTOと自作はほぼ変わりません。
昨今、各種サイトで「自作PCよりもBTOパソコンの方が安くつく」と言われていますが決してそんなことはありません。低価格帯モデルを除き、BTOより自作の方が安くつく時代です。
自作PCとBTOのメリット・デメリットおよび価格差を考え、自分に合った方法でゲーミングPCを手に入れましょう。
ゲーミングPCが欲しいけど、BTOにするか自作にするか悩むなあ・・・。 そんな方、いませんか? ここでは、予算…
gadget-initiative.com
オススメのBTOをご紹介
ここからはBTO各社が発売しているVR対応ゲーミングPCを紹介していきます。
BTOでの購入を検討している方、自作にするかBTOにするか迷っている方、ぜひ参考にしてみてください。
ドスパラ
知名度・販売数に多くの実績があるドスパラでは「GALLERIA」ブランドのゲーミングPCを販売しており、拡張性・品質に定評があります。
GALLERIA RT5 – ドスパラ
[su_row][su_column size=”1/3″ center=”no” class=””][/su_column]
[su_column size=”2/3″ center=”no” class=””]
OS | Windows 10 |
---|---|
GPU | NVIDIA GeForce GTX1060 6GB |
CPU | AMD Ryzen 5 2600 |
メモリ | 16GB DDR4 |
ストレージ | 240GB SSD / 1TB HDD |
電源 | 500W 静音電源 80PLUS BRONZE |
[/su_column][/su_row]
コスパに優れるVR対応エントリーモデルPC
各種VRデバイスの推奨スペックを満たしながらも価格を抑えたエントリーモデル。必要最小限の構成ながらGTX1060を搭載することで、手頃な価格で数多くのVRデバイス・ゲームに対応します。
GALLERIA ZZ VR READY 認定ゲームパソコン – ドスパラ
[su_row][su_column size=”1/3″ center=”no” class=””][/su_column]
[su_column size=”2/3″ center=”no” class=””]
OS | Windows 10 |
---|---|
GPU | NVIDIA GeForce GTX1080Ti 11GB |
CPU | Intel Core i7-8700K |
メモリ | 16GB DDR4 |
ストレージ | 500GB SSD / 3TB HDD |
電源 | SILVERSTONE 750W 静音電源 (80PLUS PLATINUM) |
[/su_column][/su_row]
VR Ready認定を受けたハイスペックゲーミングPC
GTX1080Tiを搭載したハイスペックモデル。CPU・GPU・ストレージ全てに余裕があり、超長期的に快適なVR体験が可能です。VR対応ゲーミングPCの中でも上位に君臨するPCと言えるでしょう。
GALLERIA XV VR READY 認定ゲームパソコン – ドスパラ
[su_row][su_column size=”1/3″ center=”no” class=””][/su_column]
[su_column size=”2/3″ center=”no” class=””]
OS | Windows 10 |
---|---|
GPU | NVIDIA GeForce GTX1070Ti 8GB |
CPU | Intel Core i7-8700K |
メモリ | 8GB DDR4 |
ストレージ | 500GB SSD / 2TB HDD |
電源 | 500W 静音電源 (80PLUS BRONZE) |
[/su_column][/su_row]
人気第一位!VR Ready PCの決定版
価格と性能を両立した、VR対応ゲーミングPCのスタンダードモデルです。必要十分なグラフィック性能に高性能CPU・大容量ストレージを搭載することで、ゲーム以外の多様な用途にも柔軟に対応します。
マウスコンピューター
デザイン性能・ハイエンドモデルの品質に定評があるマウスコンピューターの「G-Tune」ブランド。VR開発者団体「JapanVR Fest.」監修のもとに開発されたPCを販売しています。
NEXTGEAR-MICRO im610SA1-TV – G-Tune
[su_row][su_column size=”1/3″ center=”no” class=””][/su_column]
[su_column size=”2/3″ center=”no” class=””]
OS | Windows 10 |
---|---|
GPU | NVIDIA GeForce GTX1060 3GB |
CPU | Intel Core i7-8700 |
メモリ | 8GB DDR4 |
ストレージ | 1TB HDD |
電源 | 500W (80PLUS BRONZE) |
[/su_column][/su_row]
Oculus RiftとVIVEの推奨スペックに準拠、VR環境構築のための入門モデル
無駄な機能を極力削り、他社を寄せ付けない圧倒的低価格を実現したモデルです。JapanVR Fest.監修の元Oculus RiftとHTC VIVE両デバイスに公式で対応します。
NEXTGEAR-NOTE i5540SA1 – G-Tune
[su_row][su_column size=”1/3″ center=”no” class=””][/su_column]
[su_column size=”2/3″ center=”no” class=””]
OS | Windows 10 |
---|---|
GPU | NVIDIA GeForce GTX1060 3GB |
CPU | Intel Core i7-7700HQ |
メモリ | 16GB DDR4 |
ストレージ | 256GB SSD / 1TB HDD |
電源 | リチウムイオンバッテリー |
[/su_column][/su_row]
省スペース性抜群なノートPCでVR体験。JapanVR Fest.監修オススメモデル
16GBもの大容量メモリを搭載、VR Ready認定を受けたハイスペックVR対応ゲーミングノートPCです。GTX 1060を搭載し、VRゲームはもちろんのこと動画編集やイベント運営など、様々な用途に対応できます。
以上、お役に立てれば幸いです。
コメント