今や人類に無くてはならない存在、Google。
このサービスの根幹となり世界各地に存在する巨大なサーバーは、一体どうなっているのだろうか?
そんな謎に満ちたサーバーが設置されているデータセンターの全貌がYoutubeにて公開されています。
内部はYoutubeのGoogle Cloud Platformチャンネルにて公開されています。
女性調査員が向かうは、とあるGoogleデータセンター。
ここはその外部に位置します。設置されているシステムの内部を確認すべく、車でゲートへ向かっています。
ここには6層ものセキュリティ層が存在し、セキュリティの深度が深くなるごとに取り扱うデータやアクセスできる社員が厳格化されていきます。
一番外側のセキュリティ層、レイヤー1は看板とフェンスが含まれます。そしてその内側のレイヤー2は正面玄関の門を含みます。
認証を経て門を通過すると、様々なセキュリティ機能が盛り込まれたレイヤー2が待ち構えます。
レイヤー2のセキュリティには、一般的な警備パトロールのほか、監視カメラやスマートフェンスが待ち構えています。
特にユニークなのがスマートフェンス。このフェンスにはファイバが搭載されており、併設されるカメラと合わせることで、異常を瞬時に察知できる仕組みが構築されています。
レイヤー3には、一般的なロビーへのアクセスに対するセキュリティが待ち構えています。
Googleデータセンターでは、一般的なID認証に加えて虹彩スキャンを通過しなければロビーに辿り着くことすらできません。
レイヤー4には、データセンターのセキュリティ管理部が含まれます。
異常が発生した際は、このレイヤー4にて直ちに検知される仕組みになっています。この仕組みは24時間絶え間なく稼働しています。
レイヤー5にはごく限られた社員しか立ち入ることが許されていません。
ここはデータセンターの心臓部ともいえる、”Googleのデータ”が保存されているデータセンターフロアです。この心臓部には本当に必要な技術者だけがアクセスでき、機器の保守、アップグレード、修理だけが許可されています。
しかし、技術者はデバイスにはアクセスできますが、データは暗号化されて保存されています。
レイヤー6はデータの消去が行われるエリアです。加えて、立ち入ることのできる人の数が最も少ないエリアです。
データセンターフロアから廃棄、消去する必要のあるドライブが、安全な双方向ロッカーシステムを介してレイヤー6へ受け渡されます。
ごく少数の限られた技術者が、ドライブデータの消去や物理的破壊を行います。
データセンターはこれら6層のセキュリティの他、内部から外部へのセキュリティリスクも考慮してあり、金属探知機が設置してあります。
これはデータセンターのフロアを離れるたびに誰もが通過する必要があり、入るよりも出る方が困難です。
さらに、ここから抜け出すには広大なデータセンターの敷地から脱出しなければなりません。
どうすればここから抜け出すことができるでしょうか?
- Youtubeより
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