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【Xperia】歴代シリーズ名解説

Xperia

Xperiaのシリーズについて

Xperiaシリーズと簡単に言っても今や様々なシリーズが乱立しています。命名規則と言っても割といい加減なもので、同じシリーズでもフラグシップだったりミッドレンジだったり様々です。
そこで”主要なシリーズ”について簡単な解説を交えつつご紹介します。

「ああ、そんなのあったね。」

なんて思い出しながら見ていただければ幸いです。

エントリーモデル

E シリーズ

機種E, E1, E3, E4, E4g, E5
発売年2013年~2016年
  • 日本未発売
  • 固定フォーカスのメインカメラ(初期モデル)
  • 最薄でも8.2mmの分厚い本体

値段もサイズもお手頃なEシリーズ。
初期モデルのXperia Eは今では考えられないパンフォーカス(固定焦点)のカメラでしたが、後期モデルではオートフォーカスが搭載されるように。

Androidを搭載していましたが、発売当初からSONY公式よりFirefox OSのカスタムROMが提供されており、その手の玄人達はこぞってROMの書き換えを行っていました。

>> Xperia M:歴代Xperiaの歴史

C シリーズ

機種C, C3, C4, C5 Ultra
発売年2013年~2015年
  • 日本未発売
  • 自撮り特化の高画素インカメラ(C3~C5 Ultra)
  • 撮影には欠かせないLEDフラッシュをインカメラ側にも搭載

セルフィー好きご用達、Cシリーズです。
初期モデルのXperia Cではインカメラは通常の性能ですが、Xperia C3以降では高画素インカメラとインカメラ用LEDフラッシュを搭載。

公式には”PRO selfie cam ”と謳っており、瞳の色を変えたり肌のシミ消しができたりするなど、SONY本気の自撮りXperiaとして発売されました。

>> Xperia C:歴代Xperiaの歴史

L シリーズ

機種L, L1, L2, L3, L4
発売年2013年~2020年
  • 日本未発売
  • arc形状の初代、狭額縁ディスプレイの2代目以降
  • 指紋認証搭載(L2以降)

コストパフォーマンスに定評のあるLシリーズ。
初期モデルでは当時好評だったarc形状を採用したり、L2以降ではUSB Type-Cや指紋認証を搭載するなど、エントリーモデルながら時代のトレンドはしっかり抑えたシリーズです。

2万円台で発売された機種が多く、繰り返しになりますが非常にコスパに優れたシリーズです。

>> Xperia L:歴代Xperiaの歴史

ミッドレンジモデル

M シリーズ

機種M, M2, M4 aqua, M5
発売年2013年~2015年
  • 日本未発売
  • フラグシップモデル顔負けのボディデザイン
  • コンセプトが迷子のシリーズ(エントリーモデル寄りスペックだったり、フラグシップ寄りスペックだったり)

こちらもコストパフォーマンスに定評のあるMシリーズ。
初期モデルのXperia Mはエントリーモデル寄りのスペックでしたが、Xperia M5ではOcta-core CPUや防水防塵、FullHDディスプレイを採用するなど、当時のハイエンドモデル顔負けのスペックに。

ミッドレンジモデルという言葉の定義が曖昧なシリーズです。

>> Xperia M:歴代Xperiaの歴史

T シリーズ

機種T2 Ultra, T3
発売年2014年
  • 日本未発売
  • コンセプト迷走シリーズ
  • 大型・薄型モデルシリーズ

>> Xperia T2 Ultra:歴代Xperiaの歴史

X シリーズ

機種X, X Compact
発売年2016年
  • 一部モデル日本発売
  • ミッドレンジモデルらしからぬ洗練されたデザイン
  • 国内モデルのみ防水防塵対応

>> Xperia X:歴代Xperiaの歴史

XA シリーズ

機種XA, XA Ultra, XA1, XA1 Ultra, XA1 Plus, XA2, XA2 Ultra, XA2 Plus
発売年2016年~2018年
  • 日本未発売
  • 大量の派生モデルあり
  • 狭額縁ディスプレイ搭載シリーズ

>> Xperia XA:歴代Xperiaの歴史

10 シリーズ

機種10, 10 Plus, 10 II
発売年2019年~2020年
  • 一部モデル日本発売
  • シネマワイドディスプレイ搭載
  • Xperia 1シリーズの廉価版モデル

>> Xperia 10 / 10 Plus:歴代Xperiaの歴史

8 シリーズ

機種8
発売年2019年
  • 日本限定発売
  • Xperia 10の国内限定シリーズ
  • 命名規則的にはX10に対するX8のようなイメージ

>> Xperia 8:歴代Xperiaの歴史

フラグシップ・ハイエンドモデル

T シリーズ

機種T(GX, TX)
発売年2012年
  • 一部モデル日本発売
  • コンセプト迷走シリーズ
  • 後継のT2 Ultra、T3はミッドレンジモデル

>> Xperia GX / TX:歴代Xperiaの歴史

A シリーズ

機種A, A2, A4, Ace
発売年2013年~2019年
  • 日本限定シリーズ
  • スペック・サイズ的に国内での販売数に定評あり
  • 初期モデルのXperia Aは初音ミクとのコラボモデルあり

>> Xperia A / feat.HATSUNE MIKU:歴代Xperiaの歴史

Z シリーズ

機種Z, ZL, ZR, UL, Z1, Z1 f, Z1s, Z Ultra, Z2, ZL2, Z2a, Z3, Z3 compact, Z3+, Z4, Z4v, Z5, Z5 Premium, Z5 Compact
発売年2013年~2015年
  • 日本含む全世界にて発売(一部モデル除く)
  • 初期モデルのXperia Zの爆発的人気により多数の派生モデルが発売された
  • 約3年間にわたりフラグシップを務めたシリーズ

>> Xperia Z:歴代Xperiaの歴史

X シリーズ

機種X1, X2, X10, X10 mini, X10 mini pro, X Performance
発売年2008年~2016年
  • 一部モデル日本未発売
  • X Performanceは前モデルから6年越しの登場
  • 初代XperiaであるX1は本シリーズに該当

>> Xperia X1:歴代Xperiaの歴史

XZ シリーズ

機種XZ, XZs, XZ Premium, XZ1, XZ1 Compact, XZ2, XZ2 Compact, XZ2 Premium, XZ3
発売年2016年~2018年
  • 全モデルが日本含む全世界にて発売
  • Premiumモデル以外は全てシングルカメラ
  • Zシリーズに引き続き約3年間にわたりSONYのフラグシップを務めたシリーズ

>> Xperia XZ:歴代Xperiaの歴史

1 シリーズ

機種1, 1 II
発売年2019年~2020年
  • 日本含む全世界にて発売
  • XZシリーズに続くフラグシップモデル
  • シネマワイドディスプレイ搭載シリーズ

>> Xperia 1:歴代Xperiaの歴史

5 シリーズ

機種5
発売年2019年
  • 日本含む全世界にて発売
  • Xperia 1シリーズの普及版にあたるシリーズ
  • Xperia 1シリーズの基本スペックはそのままに便利性を向上させたシリーズ

>> Xperia 5:歴代Xperiaの歴史

まとめ一覧

主要シリーズをまとめてみると…

クラス シリーズ名 機種 備考
エントリー E E, E1, E3, E4, E4g, E5 2013年~2016年
C C, C3, C4, C5 Ultra 2013年~2015年 自撮り特化
L L, L1, L2, L3, L4 2013年~2020年
ミッドレンジ M M, M2, M4 aqua, M5 2013年~2015年
T T2 Ultra, T3 2014年 コンセプト迷走シリーズ
X X, X Compact 2016年
XA XA, XA Ultra, XA1, XA1 Ultra, XA1 Plus, XA2, XA2 Ultra, XA2 Plus 2016年~2018年
10 10, 10 Plus, 10 II 2019年~2020年
8 8 2019年
フラグシップ ハイエンド T T(GX, TX) 2012年 コンセプト迷走シリーズ
A A, A2, A4, Ace 2013年~2019年 販売数に定評のあるシリーズ
Z Z, ZL, ZR, UL, Z1, Z1 f, Z1s, Z Ultra, Z2, ZL2, Z2a, Z3, Z3 compact, Z3+, Z4, Z4v, Z5, Z5 Premium, Z5 Compact 2013年~2015年 Zと愉快な仲間たち
X X1, X2, X10, X10 mini, X10 mini pro, X Performance 2008年~2016年
XZ XZ, XZs, XZ Premium, XZ1, XZ1 Compact, XZ2, XZ2 Compact, XZ2 Premium, XZ3 2016年~2018年 Zの亡霊たちシリーズ
1 1, 1 II 2019年~2020年
5 5 2019年

以上のようになります。

…命名規則がややこしすぎる。

Tシリーズについては、初代Xperia T (GX/TX)がフラッグシップモデルだったのに対しXperia T3ではミッドレンジになるなど、発売年によってスペックがバラバラ。
初代Xperia MとXperia Cではスペック的な立場が逆転しています。

Xperia Zシリーズについては一部Zシリーズなのか怪しい機種も混ざってますが、それにしても多いですね。合計19機種もあります…
XZシリーズも多く感じますが、Zシリーズほどではないようです。

今後のシリーズについても目が離せません。


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