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音響初心者・汚部屋勢へ送るアンプ/DAC選定ガイド

PCガジェット

さて、最近PS4を買ったりモニターを増設した管理人だが、おかげさまPCデスク周りが汚部屋状態になってきている。
一応掃除はしているつもりなのだけれど、そもそも配線がいっぱいでかなり掃除が面倒。特に音声出力ケーブルがあやとり状態なので、この際アンプを購入してPCデスクをスタイリッシュにすることを決意したのだ!

現在の配線

現状の配線は以下の通り。モニターくんが音声出力を一手に引き受けてくれている。

悪くないんだけどさぁ…
スピーカーからはPCの音声が、モニターに繋がったヘッドホンからはPCとPS4とWiiUの音声が出力されている。
パッと見は小綺麗にまとまっている感があるが、実際はPSVRや第二モニターなどが繋がっており、配線がぐちゃぐちゃでこれもうわかんねぇな…状態なのだ。
また、PC以外の機器はスピーカーから音声出力できないため、ヘッドホンの使用を強いられている。

劇的!ビフォーアフター後の配線

ここで、配線の悩みを匠の技により解決してみよう。

上の図のように、アンプとやらを使えば、様々な機器の音声出力を1系統にまとめることができる。アンプとは色々な要求を一手に引き受ける、いわば総受けキャラなのだ!

しかし、ひとえにアンプといっても色々な種類があり、調べているとそのうち「DAC」という新キャラが出て来きたりする。
ここで鳥頭の管理人が、だれでもわかるように「アンプとDACの種類」について解説したい。

アンプとDACの解説

アンプとDACは全く別の役割であり、アンプには複数の種類がある。ここで簡単に解説するぞ。

メインアンプ(パワーアンプ)

「星 の カービィ スター アライズ コンセ」の画像検索結果

どこぞのピンク玉を思い浮かべてほしい。それがメインアンプだ。
職業は音量の増幅。iPhoneとかCDから出力される小さな音(アナログ信号)を、スピーカーから聞こえるように増幅することができるぞ。
今のご時世、一般ユーザーでメインアンプだけを使う人はあまりいないだろう。

プリアンプ(コントロールアンプ)

職業は音声信号の切り替えと音質の調整。信号機みたいにON/OFF切り替えることができる。

いろんな機器の音を、1つのスピーカーにまとめることができる。そんな機能がプリアンプの役割。
信号機よりもよっぽど単純だ。

また、コイツに接続しておけば音声出力を一つにまとめることができる。
iPhoneはBluetoothイヤホンで接続して、CDは有線イヤホンで接続して…なんて手間を省くことができるぞ。

プリメインアンプ

メインアンプとプリアンプの機能を1つにまとめたアンプくん。
カービィ+信号機。

「三魔官シスターズ」の画像検索結果

かわいい。

色々な機器の音声を高音質な爆音で鳴らしたいときに非常に役立つ!
役割を絵にすると下のような感じ。

後述するAVアンプとは違って映像信号は処理できないため、HDMIケーブルは基本接続できない。
ちなみにプリメインアンプには、これまた後述する「DAC」を内蔵したものがある。俗に「ポタアン」と呼ばれるやつがコレに該当するぞ。

AVアンプ

プリメインアンプの機能に加え、映像信号を処理することができるアンプ先輩。たまに聞く5.1chとかのホームシアターを作ることもできるすごいやつ。
一言でいえば有能キャラ。

PCやゲーム機からHDMIケーブルをぶっ刺して、映像信号はTVへ。音声信号は音質を良く&大音量化してスピーカーやヘッドホンへ…なんてことができる。
管理人のような初心者や配線いっぱいの汚部屋勢は、とりあえずコイツを買っておけば問題ない。

AVアンプは物理的に大きい。ダルも大きい。

ただし、AVアンプは多機能であるため物理的に大きい。デスクまわりに最低限のスペースは確保する必要がある。

DAC(D/Aコンバータ)

職業は音声信号の変換。

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そもそもPCやゲーム機の音声データは「デジタル」であるが、スピーカーから音を出すには「アナログ」信号に変換してやる必要がある。
たとえばPCやゲーム機とTVをHDMIで接続する場合、音声信号はデジタルの状態でTVへ送信される。TVが音声信号を受信したとき、TVに内蔵されているDACがアナログに変換してスピーカーから音を出すわけだ。

「DAC」はPC、ゲーム機、TV、スマートフォンなど各機器に搭載されており、一部のプロや音質スキー以外は今のご時世DACの有無を意識する必要はない。
特にAVアンプはDACがあるのが当然だし、スペック表に記載すらされていない場合すらある。知識として知っておく必要はあるが、DACの有無をわざわざ確認する必要は無いと言っても良いぞ。

汚部屋勢はAVアンプがいいんじゃないですかね…

AVアンプなら色々な機器をまとめて接続することができるため、汚部屋勢にとっての救世主となるであろう。最近はBluetooth搭載のAVアンプなんかもあり、配線自体いらない場合がある。
またDACを気にする必要がなく、「とりあえず繋いでみた」でほぼ問題なく動作するため、思考停止でポチっても問題ない。

とは言いつつも、AVアンプにも色々な機能がある。
具体的には、4KやHDR映像に対応しているかどうかなど。PS4 Pro使用者は特に注意だぞ。

AVアンプの機能については機会を見て解説してみたいと思う。

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