製品発表が近づくにつれ眉唾物なXperiaのうわさが立つのですが、その中でも面白そうなものをちょっとだけ紹介します。
Xperia PLAY 2
Xperia PLAY自体がクソコラみたいな機種ですが、その後継機として噂されたモデル。上のモデルは中国の中古市場で発掘されたようですが、一応コンセプトモデルではないかと言われています。
側面には「Sony Ericsson」の文字が。
ちなみに同社は2012年にソニーの子会社化され、「ソニーモバイル」となっています。
ちなみに、以下はオリジナルのXperia PLAYの画像です。
確かに、上記の画像は最近のモデルっぽく見えなくもないですが、それでも側面のデザインなどに古めかしさを感じます。
ちなみに、Xperia PLAYのリリースは2011年。
Sony Ericssonの合弁解消や子会社化が無ければ、もしかしたら2012年か2013年頃にリリースされていたかもしれませんね。
ちなみに、Sony Ericssonとして日本で最後にリリースされたモデルはXperia NXとXperia acro HDです。Xperia acro HDの方が微妙に遅れてリリースされています。
Xperia Z6
スペック
OS | Android 6.0 |
SoC (CPU) | Qualcomm Snapdragon 820 2.15GHz / 1.6GHz Quad-Core 64bit (MSM8996) |
メモリ | 4 GB |
ディスプレイ | 5.2 インチ 2048 x 1080 ピクセル |
ストレージ | 32 GB |
サイズ | Unknown |
重量 | Unknown |
誰でも思いつきそうな名前のXperia Z6。もちろんXperia Z5の後継機種として噂されました。
Xperia Z5自体そこそこ人気が出たためか、上の写真は期待を込めてXperiaファンが作成したものと言われています。
一応、海外のニュースサイトNSEAVoiceが報じていたようです。
同サイト曰く、
「Xperia Xシリーズを出したのはXperia Z6を作る時間をかせぐことが理由だと指摘されている」
と報じています。
なお、NSEAVoiceの当該ページは既に削除されています。(インターネットアーカイブで閲覧可)
Xperia Curve
日本で人気を博したXperia arcの後継モデル。2011年に噂されながらも、なんとLTEチップを搭載すると言われていました。
ちなみに国内では2012年8月のXperia GXが日本初のLTE対応Xperiaでした。
このXperia Curveという機種はXperia Tablet Sのデザインを模倣しており、折りたたまれた雑誌のような湾曲した部分があるようです。
写真のモデルはコンセプトモデルであり、まもなくリリースされると海外のニュースサイトConcept Phonesにて報じられていました。
VAIO SmartPhone(プロトタイプ)
スペック
OS | Android 2.1 |
SoC (CPU) | Unknown |
メモリ | Unknown |
ディスプレイ | 5.5 インチ |
ストレージ | Unknown |
サイズ | Unknown |
重量 | Unknown |
VAIOがソニーから分社化した2014年よりも前、ソニーエリクソンからVAIO Phoneのプロトタイプと見られるスマートフォンが登場していたと報じられています。
この端末は5.5インチディスプレイを搭載し、当時よく見られた上部と下部に分厚いベゼルを持ったデザインとなっています。
Android 2.1を搭載するため、ディスプレイ下部に3種類の物理キー(戻る・ホーム・メニュー)を搭載しています。
これはその時代のスマートフォンでは特に珍しいことではなく、Xperia acro HDなどの日本向けスマートフォンでも見受けられるものです。
しかし珍しいのはその機構。
2段階のヒンジ機構を備え、最初にディスプレイを平らにスライドさせてから上に傾けると、快適なキーピッチを備えたフルサイズキーボードが出てくる仕組みになっています。
キーボードには小さいながらもAndroid 2.1のプリセット物理キーや検索ボタン、ファンクションキーも備えていることが見受けられます。
背面にはカメラを搭載しているほか、VAIOロゴが中央に鎮座。よく見ると、下部に”Prototype”のバッジも備えてあります。
デスクでの使用を想定してか、背面4か所にはゴム製の脚がついていたり、後縁にはMini-USBポートを備えていたりと、現代のスマートフォンではなかなか見られない装備も。
この機種は2010年に海外版Engadgetで存在が報じられてから、10年越しの2020年にXDAで存在が再度明るみになったようです。
時代を先取りしすぎたプロトタイプ版のVAIO Phone。
残念ながらそのDNAは、後年に発売される正式版のVAIO Phoneに受け継がれることは無かったのかもしれません。